岡山外壁屋根塗装劣化診断サポート - 異常気象に負けない家を - |
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![]() 外壁を注意深く見てみると、所々にひび割れが入っていることがあります。このひび割れ を「クラック」と呼びます。塗装に関しては良く使う言葉です。このクラックは亀裂の大 きいものから、まさに髪の毛のようなヘアークラックと呼ばれる細いものまでさまざまな 状況のものがが見られます。 特にモルタル外壁の場合、横、斜め、縦とあらゆる方向へクラックが入るので、良く観察 して状況を認識しておかないといけません。というのもクラックがもたらす悪影響が部分 ごとに違うからです。そもそもクラックが入る原因を理解しましょう。 クラックの入りやすいモルタル外壁を例に見ます。モルタル外壁はセメントと砂を混ぜて 壁に塗り固めたもので、その上に吹き付け塗装をして仕上げています。セメントがベース になっているので、年数が経ち壁が乾燥してくると表面が収縮してひび割れが出やすくな ります。これがクラックの主な原因です。 ![]() このひび割れを縦横無尽に出さないために、約90cm間隔で縦に細い溝を最初からモル タル外壁に施しています。モルタル外壁を良く見ると何本か縦にスジが入っているのを見 たことがあると思いますが、この縦スジはクラックをこの溝に逃がす役割があるのです。 しかしながらこの溝にばかりクラックが入るわけではありません。その他クラックが入り やすい場所としては、窓サッシの角に斜めに入る、出隅(外壁)の角で上から下まで縦に 入る、増築部分と既存部分の外壁のつなぎ目み入る、1Fと2Fの境目に入るなど意外と クラックは入ります。その中でも緊急性が高く要注意なひび割れ部分が出隅(外壁の角) で、上から下まで縦にクラックが入ります。 つまり上から下までの一本の通し柱に沿って縦にひび割れが入っているので、そこから雨 水が常習的に浸入し、通し柱を腐食させます。そうなると1Fから2Fまでを支えている 大事な通し柱がもたないことになります。 さらに厄介なのが横方向に走るクラックです。横に入るひび割れは想像すると分かると思 いますが、雨天の日には当然のごとく外壁が雨で濡れます。この雨水は外壁の上から下に 流れ落ちますが、横ひびのところで止まって壁の中に入ってゆきます。つまり横ひびで雨 水を受けるのです。 すると雨水が雨のたびに壁の中に浸入して壁を傷める原因となるのです。30〜40cm の横ひびから入る年間の雨水は、なんとバケツ3杯くらいになるそうです。 現状を目視でしっかりと確認し、もしそのような状態であれば塗装などでの早期の防水対 策が必要です。 サイディング壁に関してですが、この外壁材は定型規格のサイズのパネルを壁に貼り付け て仕上げており、モルタル壁のように縦横無尽にひび割れが起こるものではありません。 クラックがおこりやすい箇所としては、サイディングを固定するために打ってある釘のと ころから斜めにクラックがよく発生します。但し、釘打ちサイディングは12mmの厚み のものが過去によく使われていましたが薄くて反りが出やすいので現在は使われてません。 ![]() ![]() ![]() |
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